フリーランスからの正社員転職で変えるべき4つの意識とは?|Vookキャリア通信

フリーランスからの正社員転職で変えるべき4つの意識とは?|Vookキャリア通信

スキルや実績があるのに書類が通らない、面接で手応えがあったのに結果が出ない——フリーランスから正社員転職でつまずく理由は、スキルではなく「意識」にあることがほとんどです。転職を成功させる人が事前に変えている4つの意識を解説します。

こんにちは、Vookキャリアのキャリアアドバイザー・運天です。
元テレビ業界のAD、その後人事を経て、現在はクリエイターのキャリア支援をしています。現場も採用側も経験したからこそ見えるリアルを、このコラムでお届けします。

「フリーランスから正社員に転職したい」という相談は、Vookキャリアでも増えています。収入を安定させたい、チームで大きな仕事をしたい、スキルを広げたい——理由はさまざまです。

ただ、フリーランス時代のままの感覚で転職活動をすると、思わぬところで壁にぶつかることがあります。スキルや実績は十分なのに、選考が通らない。面接の手応えはあったのに、結果が出ない。

転職を成功させる人は、活動を始める前に「4つの意識」を切り替えています。

① 仕事との向き合い方を変える

フリーランスは基本的に、自分一人で案件を完結させる働き方です。クライアントとのやりとり・制作・納品まで、すべて自分の判断で動きます。これは大きな強みである一方、正社員転職においては「チームで動く意識」への切り替えが必要になります。

POINT

「自分がどう作りたいか」から「チームとして何を目指すか」へ。視点のシフトができているかどうかが、採用担当者には伝わります。面接では「チームの中でどう貢献したいか」を具体的に語れるように準備しておきましょう。

② 組織で働くということを理解する

フリーランスは、自分のペース・自分のスタイルで働くことができます。しかし組織に所属するということは、評価のされ方・コミュニケーションの取り方・仕事の進め方が大きく変わるということです。

上司や同僚との連携・報告・相談が求められる。自分の判断だけで動けないことも増える。それを窮屈に感じるのではなく、「組織だからこそできること」として前向きに捉えられるかどうかが重要です。

Q.フリーランスから正社員になって、組織に馴染めるか不安です。

「馴染めるかどうか」より「馴染もうとする姿勢があるか」の方が、採用担当者には重要です。完璧に適応できると保証する必要はありませんが、「組織で働くことへの理解と意欲」が面接で伝わることが大切です。フリーランス時代に複数のクライアントやスタッフと連携してきた経験は、組織での協働力のアピールにもなります。

③ 年収の考え方を切り替える

フリーランス時代の「売上」と、正社員の「額面年収」は別物です。フリーランスとして年収800万円を稼いでいた場合、正社員として同じ800万円を求めると、企業側には現実的に受け入れにくい数字になることがあります。

企業は正社員を採用する際、額面給与に加えて社会保険料の会社負担・福利厚生費なども負担しています。その総人件費は額面の約1.3〜1.5倍。つまり、正社員としての適正な額面年収は「フリーランス時代の売上の約7〜8割」が現実的な目安です。

数字だけで損得を判断せず、「安定・福利厚生・チームで働く環境」などトータルの価値で比較することが、転職後の満足度にもつながります。

④ 転職理由をきちんと作る(最重要)

フリーランスから正社員への転職で、採用担当者が最も気にするのはここです。

「なぜ今、組織に入りたいのか」と「長く働いてくれるのか」——この2点が、面接でほぼ必ず確認されます。

❌ 刺さらない転職理由

「収入を安定させたい」「営業が大変だから」「確定申告が面倒で」——自分のメリットだけを理由にしている場合、採用担当者には「うちじゃなくてもいいのでは?」と映ります。

✓ 刺さる転職理由

「チームで大きな制作に関わりたい」「一つの組織・ブランドに継続的に貢献したい」「組織の中でしか得られないスキルや経験を積みたい」——企業側にとってのメリットと自分の成長が重なっている理由が刺さります。

もう一つ、採用担当者が気にしているのが「またフリーに戻るのでは?」という懸念です。フリーランス経験者は、ちょっと合わないと感じたらすぐに退職・独立に戻れるという選択肢を持っています。企業側はそれを知っているからこそ、「なぜ組織でなければいけないのか」という必然性を求めます。

POINT

「フリーランスでもできるけど、あえて組織を選ぶ理由」を言語化しておくことが、この懸念を払拭する最も効果的な方法です。フリーランス時代に感じた限界・組織でしか得られないもの・長期的なビジョンを組み合わせて、自分だけの転職理由を作りましょう。

ADVISOR'S NOTE

フリーランスから正社員への転職は、スキルの問題よりも「マインドの問題」であることが多いと感じています。実力があるのに選考が通らない方は、今回の4つの意識で自分の転職活動を見直してみてください。

特に転職理由は、一人で考えると「自分のメリット」に偏りがちです。「なぜ組織でなければいけないのか」を誰かと対話しながら言語化する作業は、Vookキャリアが最も力を入れているサポートの一つです。

「フリーランスから正社員に転職したい」「転職理由をうまく言語化できない」という方は、ぜひVookキャリアにご相談ください。映像業界専門のアドバイザーが、あなたの状況に合わせて一緒に整理します。相談は無料です。

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