
転職活動を有利に進めたいのであれば、まずは1社内定を獲得しておくことをおすすめしています。
実は、最初の内定には「転職活動そのものを有利に進められる」という大きなメリットがあります。
この記事では、なぜ"とりあえず内定を取ること"が妥協ではなく、転職を成功させるための戦略なのかをお伝えします。
こんにちは! Vookキャリア リクルーティングアドバイザーの小和田です。
私は日々、映像制作者を採用したい企業様の採用支援を行っています。
転職活動をする求職者の中には、
「第一志望しか受けたくありません。」
「本命以外に時間を使いたくありません。」
という方も少なくありません。
もちろん、その考え方も間違いではありません。
しかし、採用担当者の方々と日々お話ししている中で感じるのは、
一度でも内定を獲得している人は、その後の転職活動も成功しやすいということです。
これは単なる偶然ではありません。
理由があります。
面接は、数をこなせば上手になるわけではありません。
重要なのは、選考を通過する経験です。
一次面接を突破し、二次面接、最終面接と進んでいく中で、
「この伝え方だと評価されるんだ。」
「このエピソードは企業に響くんだ。」
「逆質問はこう聞くと会話が広がるんだ。」
という感覚が身についていきます。
一方で、一次面接で落ち続けている方は、自分では改善しているつもりでも、企業が見ているポイントとのズレに気付けないまま、同じ受け答えを繰り返してしまうケースが少なくありません。
実際、Vookキャリアでも面接対策を行うだけで通過率が大きく改善する方は珍しくありません。
面接は才能ではなく、改善できるスキルです。
採用担当者は、面接で選考状況を聞くことがよくあります。
その理由は、スケジュールを確認したいだけではありません。
他社からどのように評価されているのかも、一つの判断材料だからです。
例えば、
「他社で最終面接まで進んでいます。」
「すでに一社内定をいただいています。」
という方に対しては、
「他社でも評価されている人なんだな。」
という印象を持つ採用担当者は少なくありません。
もちろん、それだけで採用が決まるわけではありません。
しかし、他社から評価されているという事実は、
「この人を採用して失敗しないか」という不安を和らげる材料になることがあります。
反対に、どこも選考が進んでいない場合、
「何か理由があるのだろうか。」
と考えられてしまうこともあります。
これは口には出されませんが、実際の採用現場では起こっていることです。
もう一つ見逃せないのが、精神的な変化です。
内定が一社もない状態では、
「この会社に落ちたらどうしよう。」
という不安が強くなり、本来の自分を出せなくなる方もいます。
一方、一社でも内定があると、
「もしもの場合は、この会社がある。」
という安心感が生まれます。
すると、不思議なことに面接でも自然体で話せるようになり、結果として評価が上がることがあります。
採用担当者から見ても、余裕を持って受け答えできる人は魅力的に映ります。
もちろん、第一志望があることは素晴らしいことです。
しかし、その会社しか見ていないと、
「本当にこの会社が自分に合っているのか。」
という比較ができません。
実際に複数社の面接を受けると、
「思っていた会社と違った。」
「別の会社の方が仕事内容に魅力を感じた。」
というケースは珍しくありません。
企業を比較できることも、転職活動では大きな価値です。
「とりあえず内定を取る」というと、妥協して選考を受けることだと思われるかもしれませんが、そうではありません。
内定とは、自分を評価してくれた会社を一つ持つことです。
選択肢が一つ増えることで、焦って転職先を決める必要がなくなります。
そして、その経験や実績は、次の面接でも必ず活きてきます。
転職活動は、「一社受かれば終わり」ではありません。
納得できる会社を選ぶための活動です。
だからこそ、最初から一社に絞りすぎず、まずは評価される経験を積み、選択肢を増やすことが、結果的に転職成功への近道になると私は考えています。
Vookキャリアでは、求人紹介だけでなく、どの順番で企業を受けるべきか、どのタイミングで本命企業に挑戦すべきかといった転職戦略までサポートしています。
「本命一本でいくべきか迷っている。」
「本命以外にどこを受けようか迷っている。」
そんな方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。