🎬職種別・映像業界の書類&ポートフォリオ攻略法 ――企業が見ている“本当のチェックポイント”とは?

みなさまこんにちは!Vookキャリア キャリアアドバイザーの運天です。

映像業界での転職活動では、同じ「映像職」であっても、職種によって企業が重視するポイントは大きく異なります。「ポートフォリオをとりあえず作ったけど、なかなか通過しない」「書類のどこを直せばいいか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

Vookキャリアでは、多くの転職希望者や企業と関わる中で、「どんな点を見られやすいのか」について日々感じることがあります。この記事では、エディター/モーショングラファー、PM、ディレクター/ビデオグラファーの3職種を例に、それぞれで意識すべきポイントを解説します!

🎞 エディター・モーショングラファー編

「ポートフォリオがすべて」と思って準備を

編集系の職種で、企業がまず見るのはポートフォリオです!

履歴書や職務経歴書の内容以上に、「作品を見てどう感じるか」が第一印象になります。つまり、ポートフォリオが採用担当者に刺さるかどうかがとても重要です。

そのため、まずは“作品のクオリティを見せる準備”を最優先に取り組むことがおすすめです。

  • 作品のジャンル(CM/MV/イベント映像など)を整理する
  • 担当範囲(編集のみ/構成/デザイン など)を明記する
  • クレジットや公開できるURLを整備する

どうしても作品数が少なくなってしまう場合も、大切なのは「自分がどんな編集者・モーションデザイナーなのか」を伝えること。たとえば「テンポ感を重視した作品」「演出意図を読み取る編集」など、自分らしさが出る軸を意識しましょう!

また、可能であれば応募企業ごとにポートフォリオを調整するのが理想です。企業のテイストや案件傾向に合わせて、並び順を変えたり、近い作風の作品を中心に構成するだけでも印象が変わります。

💡ワンポイントアドバイス
編集・モーションは「何を作ったか」よりも、「どう作ったか」で評価されます。作品コメントやプロセスを一言添えるだけでも、理解度がぐっと高まります。

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🎬 プロダクションマネージャー編

志望理由と“PM理解”をどれだけ言語化できるか

PM職は、映像スキル以上に職種理解と志望理由が重要視される傾向にあります。特に未経験・異業種からの挑戦者に対して企業が見るのは、「なぜPMをやりたいのか」「PMの仕事をどこまで理解しているか」という点です。

経験者であっても、志望理由や自己PRの中で“PMという職種をどう捉えているか”を言語化できていないと、選考で差がつきやすくなります。

企業が書類や面接でよく確認する質問としては、次のようなものがあります。

  • 広告業界のプロダクションマネージャーを志望する理由を教えてください
  • プロダクションマネージャーという職種に対して、あなたの活かせるスキルや経験は何ですか?

これらに対して、自分の経験や価値観に基づいた答えを準備できているかが大切です。たとえば「撮影現場でスケジュールを守るために自分がどう動いたか」「チームをまとめるときに意識していたこと」など、具体的なエピソードを添えられると説得力が増します。

また、AD職からのキャリアチェンジを目指す場合は、退職理由の整理もポイント!「現職では経験できない規模の案件に挑戦したい」「自分で現場を動かす立場になりたい」など、前向きな理由でまとめましょう。

💡ワンポイントアドバイス
PM職の理解が浅いと、「スケジュールを組む人」という表面的な印象になりがち。実際には、クリエイティブと制作進行をつなぐ“現場のハブ”であることを意識し、「プロジェクトを動かす力」をPRに落とし込むのがコツです。

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🎥 ディレクター・ビデオグラファー編

ポートフォリオも書類も、両方で“世界観”を伝える

ディレクターやビデオグラファーの場合、企業が見たいのは「どんな映像を作れる人か」だけではありません。どんな世界観やテーマを得意としているか、そしてそれをどう言語化できるかが評価のポイントになります。

ポートフォリオでは、ただ作品を並べるだけでなく、

  • 担当した役割(撮影/編集/企画など)
  • 制作意図や狙い
  • 得意とするジャンル・スタイル

を整理して伝えることが大切です。

一方で、職務経歴書や自己PRでは、「現場でどんな役割を果たしてきたか」「どんな価値を提供できるか」を具体的に言葉で伝える力が求められます。

💡ワンポイントアドバイス
作品のビジュアルだけでは伝わらない「考え方」や「得意分野」は、文章で補うのが効果的です。自分の“クリエイティブの軸”を、短い言葉でもいいので書いておくと印象が残ります。

特に近年は、事業会社のインハウスチームで映像を内製化する動きが進んでおり、ビデオグラファー職の募集も増えています。そのため「撮影から編集、ディレクションまでを一人で担える人材」が求められる一方で、企業ごとに求めるスキルや得意領域が異なる傾向もあります。

だからこそ、すべてを“なんとなくできる”ではなく、自分がどの工程で強みを発揮できるかを明確にしておくことが重要です。

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🧭まとめ:職種ごとに“評価の軸”は違う

主に見られるポイント

  • エディター・モーショングラファー:ポートフォリオの完成度・表現力
  • プロダクションマネージャー:志望理由・職種理解・マネジメント視点
  • ディレクター・ビデオグラファー:表現力+言語化力・得意領域の明確さ

映像業界の採用では、職種によって見られるポイントがまったく違います。「とりあえず書類を出す」ではなく、自分が応募する職種に合わせて、どの資料に最も力を入れるべきかを意識するだけで、選考通過率は大きく変わります。

Vookキャリアでは、職種別にポートフォリオや書類の添削・アドバイスを行っています。「自分のポートフォリオが評価されるか不安」「志望動機の書き方が分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください!

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